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■ ”如何に削るか 書かずに書く”という宮本輝の言葉2017.01.29

NHKの達人×達人スペシャルで行定勲×宮本輝を久々に面白い対談?を見た(録画で)。

宮本のこれまでの作品の多くや特集雑誌も読んでいるのでその作品の紹介などに目新しさは無かったが行定とのトークで語られた心に留った言葉を以下に記す。

*「いかに削るか」
*一番言いたいこと書きたいことを「書かずに書く」
 ある時先達に作品を次のように評されたという。
 ・・・一番気に入っているここ数行を無しにして書き始められたら君は天才になれ
 る。・・・何を言っているのか!ここが一番気に入っていて一番書きたいことなんや!
 
*また、
 何か足りない⇒書き加える⇒まだ何か足りない⇒書き加える・・・これを続けていく
 と「書きたいことからだんだん離れていく」ことに気付いたという。

そして、行く付くところが「如何に削るか 書きたいものを書いてはいけない 書かずに書く」という境地に至ったという。

「読み手の想像する力、感性を信じること」と言える。

これは、何事にも通じることのようだ。

これまで稚拙な詩、評論、写真、短歌、写真短歌などを嗜んできたが押し並べて
 「如何に削るか」
 「言いたいことからどれだけ離れられるか」
 「どれだけ表現、発想の飛躍ができるか」
に尽きるということだろう。


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